ラブけて

助けて! ラブライブ!


たすけてラブライブ。

略してラブけて。
最初は正気を疑っていたものの、情報が出てくるにつれて真顔になってくる企画だ。

ラブライブ! サンシャイン。

静岡の海辺の学校で、アイドルしようぜって話。
思い出すのはやはり、穂乃果Sidで、穂乃果が勇気づけられた田んぼアイドル。
もう廃校は決定しているけれど・・・最後に一花咲かせたい。

そんな思いでやってるアイドル。
llssでも、だいたい状況は同じ。
過疎が進んで、廃校が決定して・・・。
でも発起人はそんなこと関係なさそうに見えて、ただ、何かしたい、ってだけで突き進んでいる。

冷静に考えると意味がないとすら思えることに、ひたむきに取り組むのって、尊いと思う。

ラブライブでも感じたことだ。
ふと顔を上げると、街の風景はどんどんと変わっている。
悲しいとか、嬉しいとか、そういう変化に対する感情はどうあれ、それらのほとんどは自分には関係ないか、関係あったとしても関われるようなことではなくて、世界は自分の意志とは無関係に、動いたり動かなかったりする。

でも、そこで自分が何かできると信じて、疑わないで、もちろん本当は不安で挫けそうになっているけれど、そんなことは感じさせず、気丈に振る舞って。

世界は変えられる。

叶え! 私達の夢――!

そうやって声を上げ続ける。
そんな姿を見て、勇気づけられて、だから応援したくなる。

神と言われる所以だ。

けど、創作でそこまで悲壮になって、そしてそれに共感できるような時代になっているあたり、そろそろ三次元に目を向けるべき頃合いなのかもしれない。