アニメ版をみて、あれはあれでよかったんだけど。
ちょっと余計な知識があると、あれ? となる点が多かったので。
捏造したくなったんだ。
ただ捏造するにしても、あまりにも元とかけ離れてしまっては意味がない。
というわけで現状を自分なりに整理してみようと思う。
現在、ラブライブ!というコンテンツ内には、大きく6+1種類の世界が存在すると思う。
初期設定、Sid版、漫画版、アニメ版、スクフェス版、人間界の6種類に、同人界隈を足した7種類だ。
もしかするとここにVITA版が加わるかもしれない。
それぞれを以下に説明する。
1.初期設定
初期のデザインがアニメ版とはだいぶ方向性が異なっているのはよく知られているだろうが、設定もいろいろと異なる点が多い。
(よくネタとして扱われる彼氏いない歴17年の15歳、特技は開脚とか)
時系列に関しても、冬の歌の後に夏の歌を出してさらにバレンタインの歌を出したあとにユニットでまた夏の曲を出している。
細かいことは気にしてはいけないサザエさん時空である。
アニメ一期の元ネタにもよく使われる。
あとなんか廃校が撤回される気配がなく、ラブライブという起死回生の大会もなければ、にこの家庭環境に至っては言及を避けられる状態である。
設定的にはもっともハードな状態だと思う。
2.Sid版
初期設定に寄り添いつつ、時系列的にまとめようと頑張った感じがする世界。
しかしGODの仕事なのでお察しである。
時系列が存在するという点で、やはり初期設定とは区別する必要があると思う。
絵里の弟が性転換しているし。
最初のライブでお客さんが誰もいなかったなど、世界を越えて共通しているような部分もあるのだが、こっちの世界ではその時点で一年生も加入しているんだかしていないんだか、やはり細かい部分は語られない。
僕が知らないだけかもしれないが。
話数という意味では一番多いため、キャラクターごとの設定や心情の掘り下げがされているのが魅力。
真姫の脱退騒動が存在するのが最も大きなポイントか。
漫画版のSidもこちらに含む。
3.漫画版
現在発行中。
3巻でめでたく9人が揃ったが、さて、終着点はどこなんだろう。
最初に読んだとき、初期設定と違いすぎて原作者誰だよwwwと思っていたのだが、まさかの同一人物で非常に衝撃を受けた。
古くからそのGODを知る友人曰く、深く考えたら負けらしい。
というわけでむやみな突っ込みは避けるが、一つだけ言わせてもらうとするならば。
誰だお前。(オカルト研の部長に向けて)
4.アニメ版
一番知名度のある設定。
事実上の公式設定だろう。
μ'sの結成から解散?までの一年間を一期と二期で描き切っている。
キャラクターの設定は初期設定と比べると口当たりがよくなっている。
割と別人なので、事実をもとにしたフィクションなのではないかと疑っている。
映画化するそうだが、おそらくはこの世界の延長だと思われる。
アルパカがいる。
5.スクフェス版
初期設定とアニメ版の設定を行ったり来たりしているため、独立した世界であるかは微妙。
キャラクター間の名前の呼び方なども不安定だが、にくいところから設定を拾って話に絡めてくるため、なかなかバカにできない。
全世界から生徒を受け入れており、もはや廃校とはなんだったのか状態。
この世界独自に、スクールアイドルフェスティバルなるイベントが開催される。
また、ゲームの都合上ではあるが、プレイヤーであるマネージャーに、μ'sを含めたアイドル研究部のみんなはベタ惚れである。
マネージャーは設定的には女のはずなのだが、当然のように将来を誓い合おうとしてきたりするので、かなり自由な性観念が浸透しているようだ。
6.人間界
ここでは中の人のことを意識している。
作品が長く続き、ラジオやライブなどの露出も増えた。
中の人に興味を持つ人も増えているし、それに伴って中の人の考え方やとらえ方に触れる機会も増えている。
それによって、中の人の関係や考え方が一つの概念となってきていると感じるので、一つの世界として定義している。
ライブでのコール&レスポンス、各種音声・映像でのネタ、キャストのブログ、ツイッター、インタビュー記事などの発言がメイン。
同人ネタとしてしまってもいいかもしれないが、元ネタが公式という点が大きく異なる。
ただし、公認ではない点に注意が必要。
7.同人界隈
察してほしい。
にこまき・りんぱな・のぞえりの仲が性愛にまで発展していたり、ことりが変態だったりするアレだ。
エロは勘弁。
公式でもなければ公認でもない。
後半になるにつれて疲れが見て取れる。
長くなってしまった。