キーボードを早速買ってみた。

なんかまた失敗した感じがしないでもない。

買ったのは次の2つだ。

FILCOのBLACK PAWN、緑軸。
バッファローの折り畳み式キーボード。

まずこの時点で迷走しているのがわかってもらえると思う。

どちらにも不満がいろいろとある。

まずはブラックポーン。

これはメカニカルキーボードというやつで、カシャカシャという音が心地いい、キーボードとしてのステレオタイプに忠実な感じのキーボードである。

メカニカルキーボードというやつは、ここ数日で僕も知ったのだが、キーの中に入っている軸と呼ばれる機構がある。

で、これがいくつかの種類があり、ちょっとずつ仕様が違っている。

一般的に赤、青、茶、黒とあって、それぞれ硬さや音が違う。


そして最初に書いた緑軸というのはどうやらあまり一般キーボードには使われないものなのだそうだ。

というのもこのタイプ、先に上げた4種類よりもキーが重く、また押したときに「カチッ」という仕様になっている。

そのせいで、キーボードというよりは、もう少しはっきり押した感が必要になる、工業製品のスイッチ(具体的にはわからないが)に使われているのだそうだ。


で、今回数量限定で一般キーボードに利用したのがこのモデルということだそうだ。

限定という響きはむしろ唾棄すべきものだと思っているのだが、如何せんこの仕様がとても楽しかった。

重くてうるさい。

ヨドバシの店頭で、1つだけ緑軸のキーのサンプルが押せるようになっていたのだが、これがもううるさいうるさい。


連打しているだけで楽しい。


と、ここまではベタぼめなのだが・・・

如何せんその他の機能が微妙すぎた。

なにしろ68キーである。キーボードとしては一番小さい最低限のキー数で、テンキーがないのはもちろん、上部のファンクションキーや右側のデリートやホーム・エンド・矢印キーもついていない。

テンキーは否定派だが、ファンクションキーとデリート群・矢印キーは必要だと思う。
何が悲しくてファンクションキーを押しながら数字を押さなければならないのだろう。

といいつつ買ってしまったのだが。


もうひとつの決め手として、メカニカルキーボードでBluetooth対応モデルは、現在はこれと同じ68キーのモデルしかなく、それ以上の大きさのキーボードはすでに生産中止になっている、ということがあった。

じゃあもうメカニカルキーボード単独でipodに入力する夢は諦めるかー、と。


そして一番の後悔ポイントは、実際に打ち込んでいる感触は確かに気持ちいいのだが、タイピング中はそこまで力を使わないので、期待したほどにはうるさくなかった。

(たぶん通話中は聞きとがめられる程度にはうるさいのだが・・・)



そしてBluetooth搭載のメカニカルキーボードは諦めたものの、Bluetoothでipodに入力することを諦めたわけではない。

すでにメカニカルキーボードを買うつもりである以上、据え置く必要はない。

適当な大きさで、持ち運びができる目のあるものを使うのがよさおうだ。

そう思って買ったバッファロー。

ちょっとダメだなと思った点をあげる。


・2台以上のホストを登録した際に、特に切り替えのボタンが存在しない。

・半角/全角ボタンが存在しない。

・端末を支えられると謳っているケースが思いの外嵩張って邪魔

・メカニカルキーボードと比べるとゴミ


そんな感じ。最後のはどうしようもないし。

なかなか難しいところですね。


早速この記事をBLACK PAWNを使って書いているのだけれど、不満をいろいろと並べた割にはやはり打鍵音は楽しいなと感じている。